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  • 執筆者の写真Yuko O

Nanny island 10.13 AKDT

更新日:2023年12月30日

朝、ブルックスリバーにいるクマが靄に包まれている.

木の枝が白く光っている.

すっかりくまの姿が減ったブルックス川.

まだ周辺にくまたちはいるようだが、生きのいいサーモンのいない滝にくるくまはすっかり減ってしまった.

だが、寂しくなったその場所に毎日現れて楽しませてくれるfamilyが現れた.

ベテラン mama bear 708 Ameliaとその三つ子たちだ.

閑散とした滝の周辺は仔ぐまと mama bear にとっては安全だともいえる.

腰を据えて、少しだが流れてくる残りものを我慢強く拾っていく作戦だ.

仔ぐまたちもその場所に慣れてきて、周辺で居眠りをしたり、川の中央に浮かぶ小さな島でサーモンのかけらを懸命に頬張ったり...

この島ともいえないような小さな島が子ぐまたちの幼稚園となっている.

身を隠す場所や登れる木がないので危ないと思いきや、見通しが良いので万が一大きな雄ぐまが仔ぐまたちに近づこうとすれば mama bear がすぐに飛んでくることができるのだ.

くまの世界では、仔ぐまが大きなくまから逃れて登りmamabearを待つ木をNanny treeというが、ここはNanny islandだ.

一番大きくて落ち着いているfemaleを筆頭に、ケンカしながらもそばにいることが多い2頭のmale.

無心にサーモンのかけらを拾う姿から、なぜか目を離すことができない.


ブルックス周辺で観測された今年生まれの仔ぐまは17頭だった.

ここまで生き残った三つ子は彼らだけ.

6頭の命が失われた.

今年はサーモンの供給量が大きく減った影響もあるだろう.

子供を失ったmama bearはいずれも初めての出産子育てだった.

その中にあって、901Beach girlは初めての出産子育てにも関わらず、安定した子育てぶりで三つ子を大きくしており、このまま順調にいくかと思われたが、9月の中旬に1頭、10月の初めに1頭、続けて仔ぐまを失ってしまった.

もちろん Mama bear の経験だけが仔ぐまの生き残りに影響するわけではない.


ここでは生と死は裏表の関係なのかもしれない.







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