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  • 執筆者の写真Yuko O

Prince of Brooks 9/19 AKDT

更新日:2023年12月30日





彼が姿を現した.

503.

将来のトップベア候補No. 1.

上背があり、足が長くハンサム.

おそらく父親は現在のトップベア856だろう.

毎年滝の住人だった彼が今年は姿を現さず、昨年からいなくなってしまった彼の年代違いの兄弟812とともに心配されていた.


まだ若い彼はひとつの伝説を背負っている.

Mama bear 402から一年早く分離されてしまったのだ.

その年NO繁殖期、まだ1歳の503がいたにも関わらず、856が402を何日も追い回し続けた.

仕方なく木に登り避難した503が402と合流することはなかった.

代わりに彼を養子にしたMama bearがいた.

435Holly.

その時彼女には後に719とされる雌の0歳児がいた.

我が子よりもひとつ大きな性別の違う仔ぐまをHollyがなぜ引き取ったのかはわからない.

けれども503はトップベア候補になる程立派に育ち、719はprincessと呼ばれ2度目の子育ても順調だ.

じつはこのファミリーには後日談がある.

719が親離れしたシーズン、503の次の代(811と812)を子育て中だった402に付いて過ごしていたというのだ.

402と435Hollyの間には血縁関係はないはずだが、私たちが知らない背景があるのだろうか?

それともmama bearたちは何かの取引をしたのだろうか?


503がbear watcherたちに人気があるのはこの伝説だけのせいではない.

彼はとても遊び好きで、友達も多い.

その親しみやすさも人を惹きつける.


ブルックスに戻ってきたのは503だけではない.

多くのくまたちがサマーバケーションから帰ってきた.

また、Autumn bearと呼ばれる秋になるとこのブルックス川に姿を見せるくまたちもいる.

その代表がHose bearのあだ名を持つ879.

細面の顔に長い首と長い手足.

遠くから見ると黒い馬のようなその姿.

彼は滝にはほとんど来ない.

下流でひとり、秋色に染まる風景に溶け込んで、静かに体重を増やして冬眠生活へと向かう.

もちろん雄ぐまは皆ひとりで行動するけれど、879が他の雄くまとケンカをしたり、雌くまを追いかけたりすることが想像できない.

雌にもそんなくまがいる.

717だ.

じつは409の娘で、909や910の姉にあたるのだけれど、彼女もまた静かな雰囲気を持っている.

くまの妖精といった風情だ.

彼女はいまだに仔ぐまを連れてきたことがない.







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