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  • 執筆者の写真Yuko O

Friends,Family and Mama (909とBeanの記録 2021〜22まとめ)

更新日:2023年10月7日



2021年に2頭のこぐまと一緒に現れた909.




日本時間の6.17.1:00

定点カメラのライブ配信がはじまりました → explore


昨年より1週間早いせいか、くまはなかなか姿を現しませんでしたが、半日が過ぎてやっと現れたのは...Beanのmama bear 909でした!!

中洲(RWカメラ)からspit roadをゆっくり歩き、ナクネク湖沿岸へとひとり消えていく少し疲れた姿.

いくつかの目撃情報どおりBeanはすでに解放(親離れ)されているようです.

大きな雄ぐま747が繁殖行動のために909を追いかけているというレンジャーやカメラマンの話が裏付けられました.


909については過去のページで話してきましたが → Mama Bear 909&Little Bean(2021の記録から)

まだ言い足りないことがある気がしています.


909は409 Bead noseのこぐまとしてlittle mate910(同年姉妹)とともにブルックス川で育ちました.

まだ5歳の時に2頭のこぐまを連れてブルックス川に現れbear watcherたちを驚かせますが、1頭は間もなく命を落としてまいます.

生き残ったこぐまがLittle Bean.

本当に「小さな豆」だったにもかかわらず、離れてしまっても、滝に流されてしまっても、909に気にかけてもらっているようには見えませんでした.

他のこぐまのようにmama bearに戯れついたり甘えたりする姿も見られず、レンジャーの中には「このこぐまはほとんど自分一人で大きくなったようなものです」という人さえいました.

私もそう思っていましたし、ある意味では妥当な言葉だったかもしれません.

けれども2年目の909とBeanを見ていたら、909をただの「母性の薄いmama bear」と決めつけるのは間違っているかもしれないと感じるようになりました.


なぜならこの親子、他のくまたちとの関わり方が特別だったからです.


冬眠明け、2年目のこぐまとして順調にブルックス川での生活を始めたBeanは、まず、解放(親離れ)されたばかりの335 LOと友達になります.

一緒に走り回ったり、泳いだり、ふざけ合ったり...

335 LOはブルックス川の下流域を中心に暮らしていますが、Beanと一緒にブルックスフォールズに現れたこともあり、ふたりの仲の良さが何度も確認されました。

その滝周辺では同じく春解放された306 WookieとBeanが遊ぶ姿も見られるようになります.

通常、すでに独り立ちしたくまとわが子を遊ばせるmama bearはいません.

909が306 Wookieや335 LOを我が子に近づけ、遊ばせ、335LOに至っては一緒に移動させたのは、異例のことだったのです.


じつは335 LOはなかなか親離れすることができずmama bear 435 hollyのそばに行っては追い払われることを繰り返していました.

親離れは繁殖期の雄ぐまからこぐまの命を守るために行われると考えられていますが、大好きなmama bearに何度も追い払われ、寂しく佇む335 LOの後ろ姿はとても切ないものでした.

そんなLOのところへBeanは駆け寄ってきて、無邪気な戯れが始まります.

束の間でも寂しさを忘れて遊ぶ335 LOの姿を見て、bear watcherたちはそれを許してくれた909に感謝したいと語りました.

人間の世界なら普通のことですが、単独で生きるくまたちの世界では稀有なことで、ブルックスリバーでも前例のないことでした.


その後「 Beadettes 」の特別な物語が生まれます..

909は2年目のこぐまBeanとともに、かつてのLittle mate(同年姉妹)910と1年目のこぐまBeadと一緒に行動するようになったのです.

909と910の母ぐま409 Bead noseから「 Beadettes 」と名付けられたこのファミリー.

人間の常識からしたら不思議なことではないかもしれません.

けれども常に単独で子育てをするBrown bearの世界では「前代未聞」のこと.

サーモンを仕留める係やベビーシッターなど緩く役割分担をし、一匹のサーモンも分け合い、play timeもみんなで楽しむ彼女たち...

しかも、冬眠前には同じタイミングで姿を消し、この春ブルックス川に一緒に戻ってきたのです!!

研究者は今頃、一緒に過ごしていた4人用の巣穴を探しているかもしれません.

どちらにしても今までのくまの常識を覆す出来事です.


1年目に孤軍奮闘していた「小さな豆」は、2年目を終わる頃には友達と家族に囲まれていました.

サーモンを仕留めるためのシュノーケリング、滝の上でのフィッシング、お姉さんくまたちと楽しく遊び、小さな従姉妹のベビーシッターまでできるようになっていたのです.

まさにスーパーカブ!!(super cub)


そんな彼女たちの姿を見るうちに、909は若さゆえのただの「お気楽ママ」ではなく、慣例を気にせず、独創的に生きていく「先駆者」なのかもしれないと思うようになりました.

いずれにしてもBeanの能力や個性がなければ生き残ることは難しかったでしょう.

もしかしたら、こぐまがBeanだったから909はこういう子育てをした可能性もあります.

いずれにしても個性的なこの親子.

909は次のこぐまたちにもこの型破りな子育て法を実践するのでしょうか.

Beanはどんなくまへと成長していくのでしょうか.

910とその娘Beadとの関係もどうなっていくのか気になります.


とりあえずはシングルになった909と親離れしたBeanが、どんなシーズンを過ごすのか.

焦って答えを出さずに、ただ見守っていきたいと思います.



ここまで、2021年に生まれたLittle Beanが歩んだ道をめちゃくちゃ簡単にまとめてきました.

次回からはBeanがライブカメラに映った時の更新になります,

リアルタイム!!






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