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  • 執筆者の写真Yuko O

飢えとパニック 7.23 18:00AKDT

更新日:2023年12月28日

ブルックスリバーは今、とても静かです.


じつはこの24時間、特にmama bear とこぐまたちにとっては生死をかけた時間でした.


今年はサーモンランに何かが起きている...

かなり遅れてやってきたサーモンランは再び途切れてしまいました.

滝を登ってくるサーモンはもちろん、中流やナクネク湖に注ぐ下流までサーモンが不足し続け、本来下流でサーモンフィッシングをするmama bear とこぐままでもが滝に来なくてはならない事態に…

滝には大きな雄ぐまがたくさんいます.

川の流れも急です.

元気のないmama bear と小さく痩せ細ったこぐまが、空腹でイライラしている雄ぐまの近くに行かなくてはならない…

けれど、あと一日二日、恵みのサーモンが食べられなければこぐまはおそらく動けなくなり、野生動物にとってそれは死を意味します.


たくさんのmama bearたちが覚悟をして滝にやってきました.

やはり危機一髪で雄ぐまの爪を免れたこぐまがいたし、流されかけた双子の片割れもいました.

野生のBroun bearのこぐま生存率は40%.

身にしみてそれを感じた1日でした.


それでも不幸中の幸い.

あまり長い間ではなかったけれど、くまたちの飢えを一通り満たすだけのサーモンランのおかげで、衰弱死を心配された親子もなんとかしばらく分のエネルギーを補充することはできたようです.


そんな1日が終わり、くまたちは疲れ果てて眠っているようで、滝にはまだサーモンが跳ねていますが、そこには大きな雄ぐまが何頭かいるだけです.


それにしても、今年のサーモンの不足…

なぜでしょうか.

近くの湾ではサーモンの価格は安くなっているそうです.

気候変動?

人がサーモンを取りすぎた?

サーモンの通り道が変わった?

下流の湖でずっと待機しているという噂もあります.

何かが起こっていることは間違いありません.

それを見越して、いつもの顔ぶれの中には、場所を移動したくまもいるようです.



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