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  • 執筆者の写真Yuko O

姉妹共演 8.4 AKDT

更新日:2023年12月28日







姉妹といっても歳に差はない.

冬眠の穴の中で一緒に生まれたLittle mate.

909と910.

彼女たちは一緒に育ち、3年目の春にMama bear から解放されても一緒に行動した.

909は5歳で若いmamaとなったが、その前の年に2人は袂を分つ事にした.

909は双子を産んで一頭を失った.

危なっかしい子育てだったが、残ったこぐまはタフに成長した.

それが909Jr.愛称(Little)Bean.

翌年910もこぐまを連れてきた.

910は909と違い、ベテランmamaのようだった.

こぐまは愛情にも食べ物にも満たされて安心感の中ですくすくとそだった.

910Jr.愛称(Little)Beadだ.


Little Beadが初めて迎えた夏、909と910は一緒に子育てをすることにした.

連れ立って移動して、サーモンキャッチャーやベビーシッターの役割分担をすることもあった.

それは観察史上前代未聞の出来事で、研究的な希少性もあるが、小さな従姉妹どうしが遊んだり、守ったり、甘えたりする姿がBear watcherの心を和ませた.


さらに彼女たちは私たちを驚かせる行動をとることになる.

共に冬眠の旅へと出発し、再び連れ立って戻ってきたのである.

もしかして冬籠りまで一緒にしていたとなれば、これはまた初めての例となる.


そんな彼女たちもホルモンには打ち勝てず、予定通り発情期を迎えた909はBeanと親離れの儀式をした.

ごく自然にBeanは910の養子となった.

くまは本来、群れで子育てをしないから、こんなことはあり得ないのだが、彼女たちは軽々と想像を越えてくる.


そして今日、909と910は一緒に滝の上に立った.

隣に並んでサーモンキャッチをし、魚の奪い合いこそしたが、もしかしたら再び仲良く並ぶことがあるかもしれないという期待を残して最後は別れた.

909は時々唸りながらも親離れさせたはずのBeanが隣に立つことを許し、Beanは最後には少し分け前をもらったくらいだ.

普通は同じ狩場に親離れをして間もない親子が共存することはない.


きっと彼女たちは先駆者なのだ.






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